https://www.youtube.com/watch?v=EYn3DpUOtVA
VTuberにはそれぞれ、あらかじめ用意されている設定が存在します。
設定を守ることでキャラクターの個性が発揮され、他の配信者との差別化が図られるというわけです。
出雲霞(いずもかすみ)は、初期の設定と現在の設定が異なるタイプのVTuberとして知られています。
設定が単なる情報の羅列ではなく、VTuberとしてのアイデンティティを大きく左右していることを理解できる事例のひとりです。
出雲霞の魅力について、設定や中の人、新衣装といった視点から詳しく迫っていきましょう。
出雲霞に隠された真の設定とは?
https://twitter.com/ikasumi_zzz/status/1206917973161607168?s=20
出雲霞は月ノ美兎や樋口楓らを擁するバーチャルライバーグループ、にじさんじに所属しています。
活動を開始したのは2018年6月のことです。
彼女の存在について深く理解するには、2つの段階に分けて設定を理解していく必要があります。
ダウナー系中学生としてデビュー
https://twitter.com/ikasumi_zzz/status/1219161873133629441?s=20
かつてにじさんじ内に存在した「にじさんじSEEDs」の一員として、出雲霞はデビューしました。
シスター・クレアや轟京子らと同じく、元SEEDs1期生のVTuberです。
にじさんじに統合された現在も、元SEEDsのメンバーはコラボなどで交流することがあります。
そんな出雲霞のプロフィールを簡単にまとめると以下の通りです。
誕生日:10月13日
身長:158cm
特技:一人遊び、どこでも眠れること
好きな食べ物:枝豆料理、ずんだ、甘いもの
https://www.youtube.com/
デビュー当時の設定は、ボーっとした性格のダウナー系中学生といったものでした。
学校でのあだ名がイカスミであることから、ファンネームはイカス民です。
お気に入りの枕を持ち歩くという微笑ましい癖を持つ中学生だと誰もが思っていました。
少女をモデルに作られたAI
https://twitter.com/ikasumi_zzz/status/1224712552392904705?s=20
そんな出雲霞の真の設定が明らかになったのは、2018年10月になってからです。
自らの存在が「出雲霞」という少女をモデルにした人工知能、いわゆるAIであることを悟ります。
この事実はにじさんじの公式サイトにも影響を与え、出雲霞のページは内容に変更が加えられました。
人間性の学習を目的に、電脳政界での社会生活シミュレーションを行う実験のひとつとして彼女は作られたと語っています。
出雲霞の中には、異なる個性を持った人格データが5つ存在する点に注目です。
それぞれcase:01~05の型番と人間のようなコードネームが付けられています。
case:01はいーちゃん、case:02はつーちゃん、case:03はみーちゃんといった具合です。
case:04については、怠惰な性格であることが知られており、コードネームはしーちゃんとなっています。
case:01から04までの人格を平均化したのが、普段の出雲霞であるcase:05です。
真の設定が明らかになって以降、出雲霞の配信ではいーちゃんからしーちゃんまでの4人の人格が登場することもあります。
中の人は不明
【あつまれどうぶつの森】ジュンと共に、明日へ進みます【出雲霞/にじさんじ】 https://t.co/b6CuGKYAv9
18時から、ジュンが来るか旅行券使いきるまで。 pic.twitter.com/BO39YS9zpr— 出雲霞🦑学習型AI (@ikasumi_zzz) April 16, 2020
出雲霞は2020年4月現在、YouTubeチャンネル登録者数が8万人を超えている配信者です。