出典元: https://www.youtube.com/watch?v=bILAsFfQkQ4
最近では様々な属性を持ったバーチャルYouTuberが活躍していますが、中でも目を引くのが懲役太郎(ちょうえき・たろう)です。
元ヤクザのアウトロー。服役中の刑務所から配信するという(設定の)異色のバックボーン。
その話す内容も真に迫っており、犯罪の真相や裏社会の内情など、経験者でなければ話せないようなことばかり。
2018年から活動を始めて以来、さまざまなメディアに引用され、イベントなどにも引っ張りだこの人気です。
果たして、この懲役太郎の中の人は何者なのか?本当に服役中なのか?色々調べてきました。
懲役太郎っていったい何者?
https://t.co/xfelhU78cX
本日の生放送は「「コロナ感染PCR検査の現場について」です。
20時からよろしくお願いします。 pic.twitter.com/knyYuQ58nr— 懲役太郎 (@choueki_tarou) August 1, 2020
「前科三犯、893番、懲役太郎です」というおなじみの一言から始まる懲役太郎の動画。
その外見はニヒルな若々しい丸刈りの男性。しかし、声は50代くらいのドスが効いたしゃがれ声。
一体、この懲役太郎、何者なのでしょうか?
名前には深い意味がある?
2020年8月現在で18.5万人の登録者がいる「懲役太郎チャンネル」。
「『刑務所に服役中でありながら篤志面接委員の許可を得て、職業訓練の一環としてYouTube活動を始める。』という設定」
出典元: https://ja.wikipedia.org/wiki/懲役太郎_(バーチャルYouTuber)/
このように、wikipediaには懲役太郎がVTuber活動を始めた経緯が書かれています。
懲役太郎の場合、出所が近い模範囚であるためにYouTube活動を許され自由時間に刑務所の中のPCから配信しているんだとか。
が、実際にはこのようなことは許されることはなく、あくまで設定であると思われます。
しかし、「篤志面接委員」など、それらしい言葉が動画でポンポン出てくるあたり、元受刑者であることは間違いないでしょう。
篤志面接委員とは、矯正のため受刑者の悩みを聞いたり、面談するする立場の人のこと。
「懲役太郎」という名前自体、「何度も収監された経験のある人」のことを指す裏社会での俗語です。
かつて菅原文太主演で「懲役太郎 まむしの兄弟」というヤクザ映画が作られたこともありました。
この様に、懲役太郎の中の人は実際にヤクザ社会に身を置いたことがある人物だと思われます。
声の主はどんな人?
ネットでは、懲役太郎の声の持ち主に関して様々な憶測がとんでいます。
一番多いのが、声優の山路和弘さんに声が似ているから、中の人は山路さんではないかという推理。
しかし、懲役太郎はどんなに恐ろしい話でも淡々と話すキャラ。むしろその方が真に迫っていると感じます。
声優さんのような芝居がかった演技はみじんも感じられないので、本当に元ヤクザの男性が話していると考えられます。
懲役太郎の動画を編集しているのは、「親友の妹の息子」といわれている「俺太郎」という人物。
俺太郎は漫画家で、服役中の懲役太郎に代わってプロモーションを行う「シャバの協力者」という設定です。
さらに、懲役太郎はupd8(アップデート)という事務所にも所属。
upd8は、ふくやマスターなどのVTuberが数多く所属する大手プロダクションです。
これら、しっかりと社会的な関係性を保って活動している点から、懲役太郎は裏社会とは縁を切った元ヤクザ、と考えられます。
懲役太郎はどんなことを語っている?
前科三犯を公言する懲役太郎ですが、その犯罪の中身は一切明かしません。
しかし、彼が動画で話す内容は当事者にしか分からないような犯罪の内情を突いており、かなり「ヤバい」中身です。
一体、どんな話をしているのでしょうか?
本物にしか分からないアウトロー話
懲役太郎チャンネルのラインナップを見てみると…。
「小指詰めの起源とは?」「自首すれば刑が軽くなるって本当?」「銃で撃たれたらとにかく熱い!?【撃たれた人の話】」
などなど、かなりヤバめなタイトルが並んでいます。
さらには、「慰問の時に服役囚がすることとは?」「刑務所の楽しいお誕生日会」など、服役経験がなければ分からない話もあります。
中でも、2020年8月現在114万回再生と大人気になっているのが「死体は山に埋められない、その理由」という動画。