優しい語り口ながら、弁舌鋭く日本と周辺諸国の問題を斬ることで人気になっているジャーナリストがいます。
それが、古是三春こと篠原常一郎です。
現地調査を旨として、大手マスコミが報じないであろう独自の情報を独自にYouTubeで報告し、ファンを増やしています。
一体この古是三春こと篠原常一郎とは何者なのか?なぜ、独自の情報を得ることができてるのか?
そして、彼の思想的バックボーンとはどこにあるのか?
気になることを色々と調べてきました。
篠原常一郎のバックボーンとは?
篠原常一郎は、日本と韓国や北朝鮮との関係、さらにはロシアの前身である国家・ソ連との歴史に詳しいジャーナリストです。
その得意分野は、彼のバックボーンにルーツがあります。
波乱万丈⁉篠原常一郎のプロフィール
まずは、古是三春こと篠原常一郎のプロフィールをwikipediaで調べてみました。
篠原常一郎
生誕 1960年
日本・東京都
国籍 日本
別名 古是三春/シノハラビッチ大佐
教育 立教大学文学部教育学科
職業 ジャーナリスト・軍事・政治評論家出典元: https://ja.wikipedia.org/wiki/篠原常一郎
篠原常一郎は、1960年生まれですので2020年現在では60歳という計算になります。
どうやら、本名が篠原常一郎で、古是三春は別名、ペンネームのようなもののようです。
同じくwikipediaにはこの様なことも書かれていました。
軍事評論家としては、古是三春 (ふるぜ みつはる、ミハイル・フルンゼから) の筆名を使用する。ロシア名は「フルンゼ・ミーシャ」だという。
出典元: https://ja.wikipedia.org/wiki/篠原常一郎
篠原常一郎は(自称)ロシア名を持っており、そのもじりが古是三春だということのようです。
篠原常一郎は、なぜロシア名を持っているのか?それは、かれのバックボーンに理由がありました。
篠原常一郎は、18歳の時に日本共産党に入党し、専従職員として働いたこともある人物なのです。
つまり、彼はロシアの前身であり、共産党が支配していたソビエト連邦にシンパシーを感じ、ロシア名を名乗っているのではないでしょうか。
このように、かつて共産党員として活動していた経験がジャーナリストとしての篠原常一郎をつくったものと思われます。
結婚しているのか、家族構成については非公開でした。
ただし、YouTubeの動画の中で「自分は家事をしない」といっているので、家事をしてくれる配偶者はいるようです。
篠原常一郎は肩書がいっぱい!
篠原常一郎は、2004年に日本共産党を除籍されてからは、ジャーナリストや軍事評論家として活動を始めます。
しかし、wikipediaにはそれ以上に様々な肩書が記載されていました。
代表経歴 軍事・政治評論、各誌執筆。
ゴスロギ (国家兵站管理委員会) 事務局、東京軍装市場「バラホルカ」運営、
ソ連戦時歌謡アンサンブル「パリャーノチカ」代表、日本ユーラシア協会会員出典元: https://ja.wikipedia.org/wiki/篠原常一郎
ゴスロギとは、旧ソ連の生活や文化を探求して、日本とロシアの友好を深めようという団体です。
バラホルカは、ロシアなどの軍装品を売り買いするマーケット。
パヤーノチカとは、ロシアの戦時歌謡を演奏したりするグループです。
この様に、篠原常一郎はソ連を始めロシアに関して非常に力を入れているジャーナリストだということが分かります。
古是三春名義の活動は?
篠原常一郎が古是三春を名乗るときは、軍事評論家として活動していることを示しています。
YouTubeでも、軍事のことを解説する際には古是三春を名乗ることが多く、ミリタリー関係の多くの著書もあります。
では、古是三春としての活動を探ってみましょう。
古是三春名義の著書は?
古是三春は、軍事関係の著作を数多く出版しています。
「意外と強いぞ自衛隊」「ホントに強いぞ自衛隊」といった本では、中国人民解放軍と自衛隊の戦力を比較。
古是三春は実際に中国人民解放軍を取材し、説得力ある記事を執筆しています。
さらに、歴史的な戦闘を考察した「ノモンハンの真実」も、実際に現地に取材しての考察を展開しています。
古是三春は、現場主義のフィールドワーク系の軍事評論家だといえます。
軍事評論家・古是三春は何が得意?
古是三春の著書の中で特に目立つのが、「日本陸軍の戦車」「戦後日本の戦車」など戦車関連の書物です。