日本軍がソ連軍に大打撃を与え、疲弊したソ連が日ソ不可侵条約を締結する契機となったと推測するのです。
篠原は、ソ連解体後に公開された資料や、現地ノモンハンでの実地調査などからそれを立証。
YouTubeの動画でそれを発表し、話題となっているのです。
篠原常一郎とかかわる人たち
篠原常一郎は、様々な人との共著や動画でのコラボが多いジャーナリストでもあります。
特に、篠原常一郎と深くかかわっているのは筆坂英世。
さらに、最近では経済評論家の上念司とも多くかかわっています。
実は大物!筆坂英世とは?
篠原常一郎の代表的な著作に「いますぐ読みたい日本共産党の謎」という本があります。
この本を篠原と一緒に書いたのが、筆坂英世という人物。
この筆坂英世。実は篠原の人生に大きくかかわり、しかもかつては日本共産党の大物だった人物です。
筆坂英世は元日本共産党の政策委員長を務めた人物。
論絶鋭く、現役当時は総理大臣への代表質問に立ったことも多かった大物政治家です。
篠原常一郎は筆坂英世の第一秘書を務めていました。
しかし、筆坂英世は詳細不明のセクハラ疑惑をきっかけに2005年に日本共産党を離党。
篠原常一郎もその事件の前後に党批判を行い、離党しています。
こうして、筆坂は共産主義から保守系へ転向。筆坂を慕っていた篠原も同じく保守系へ転向したと思われます。
つまり、篠原常一郎の思想に多大な影響を与えたのが筆坂だったのです。
YouTubeで共演!上念司との関係は?
もう一人、最近YouTube上で篠原とよく絡んでいるのが上念司です。
上念司は経済評論家で「リフレ派の識者」と評される論客。
ネットテレビや、日本テレビの「スッキリ」でコメンテーターを務めたこともあります。
そんな上念司と篠原常一郎のコラボ動画は、まるで漫才コンビのように息がぴったり。
朝鮮半島の北の国を「NK国」というなど、国際問題をイニシャルトークで語り、丁々発止しながら盛り上がります。
さらに、その国の支配者と妹を「機動戦士ガンダム」に登場する、ギレン&キシリアの兄妹に見立てて語ります。
重大な問題も分かりやすく解説する二人の様子に、動画の視聴回数もうなぎ上りとなっているのです。
篠原常一郎は再び政界に進出する?
2004年に日本共産党を離党して政治の現場から遠ざかっていた篠原常一郎ですが、2020年4月に「参政党」を結成。
現在の日本の政治に危機感を持つ有志が集まったという「参政党」。
現在は、「シンクタンク」や、社会をよくするための活動をする「サークル」のようなものと説明されています。
しかし、篠原を始めとして日本を代表する論客が集まるこの政党。
今後、日本の政治にどのようにかかわっていくのか、篠原のYouTubeチャンネル同様、目が離せません。