出典元:https://www.youtube.com/watch?v=hoEBhKftCGQ
いま流行りの『キャップ投げ』というスポーツをご存知でしょうか?
ボールの代わりにキャップを使った野球というとイメージしやすいかもしれません。
2018年、YouTubeやSNS上で話題になったことから人気を博し、その手軽さや意外な奥深さから大流行の兆しをみせています。
ここではその『キャップ投げ』のルールや投げ方のコツについて動画を交えて解説します。
これからキャップ投げを始めたい、興味がある、そういう人はぜひ参考にしてくださいね!
そもそもキャップ投げとは?
そもそも『キャップ投げ』とはどんなスポーツなのでしょうか?
その歴史やルールを確認していきましょう。
開発者は京大生のわっきゃいさん
もらった帽子を被ったら道路の端っこで対戦相手を待つトレーナーみたいな格好になりました pic.twitter.com/B1Rai2KXB9
— わっきゃい (@wildkumada) October 2, 2019
開発者はわっきゃいさん。『キャップ投げ』が有名になった2018年時点では京都大学2年生でした。凄いですね!
わっきゃいさんが『キャップ投げ』の着想を得たのは彼がアメリカに住んでいた小学生時代です。
12歳の彼は教室の隅にあったゴミ箱に飲み終えたペットボトルのキャップを投げました。
誰でも一度はやったことのある普通の動作ですよね。わっきゃいさんも投げる前はそれを特別な行為だとは思っていませんでした。
ところが、キャップが狙い通りにゴミ箱に入ったとき、彼はその感覚の虜になってしまったのだとか。
連日のようにキャップを投げているうちに、彼は『これを競技に出来ないものか?』と考えるようになります。
やがて大学生になり、日本に戻ってきた彼は仲間を募り、『京都大学キャップ投げ倶楽部』を創設しました。
YouTubeの動画から一躍ブームに
しかし、伝説が始まるまでには1年以上の歳月が必要だったそうです。
なにしろキャップを投げ合うという競技です。本人たちがどれだけ真面目でも、他人からするとふざけているようにしか見えません。
当時は、大学構内で『キャップ投げ』をしていると、冷やかされたり馬鹿にされたりすることがよくあったといいます。
それでもわっきゃいさんはめげず、YouTubeやSNS上で地道な宣伝活動を続けました。
苦労の末、2018年、わっきゃいさんのアップロードした何本かの動画が注目を集め『キャップ投げ』は一躍有名になります。
忍耐力と情熱の勝利ですね!
いまではキャップ投げ倶楽部のある学校も増えた
最初は数名しかいなかった『京都大学キャップ投げ倶楽部』も、いつしか80人以上のメンバーが集まるようになりました。
その輪は既に京都大学に留まらず、日本全国、各地の大学でも『キャップ投げ倶楽部』が増えています。
有名所は関西大学、それに一橋大学や明治大学の『キャップ投げ倶楽部』でしょうか?
関西のみならず関東でも遊ばれているのが本当に凄いですね!
有志を募って結成されている社会人倶楽部もあるようです。今後、キャップ投げはますますその競技人口を増やしていくことでしょう。
実は明確なルールがない!?
実は『キャップ投げ』には明確なルールがありません。
正確には基本となるルールはあるものの、詳細が決まっておらず、ルールブックもないとのこと。
今後、ルールブックが定まるまでは大会や試合ごとに審判がルール判定を行っていくそうです。
2019年9月時点で固まっている主要ルールは次の通りです。
- キャップをボールに見立てて投球したものをバットで打ち返す。
- バットはプラスチック製を使用。キャップは投手が任意のものを持ち込む。
- 打球がホームから10メートルほどのところに設置されたフェンスを超えればホームラン。
- 内野や外野など守備は原則として存在しない。飛距離に応じて審判が何塁打かを決める。
- 内野守備のみ試合ルールに応じて存在することも。
- スリーアウトでチェンジ。守備がいない場合、アウトを取れるのは三振とピッチャーフライと内野ゴロのみ。
- ヒットを打ったバッターはランナーになる。ただし、盗塁はできない。
- 試合は6回裏または3回裏まで行う。
- 1チームの人数は5人。
出典元:https://www.youtube.com/
投げ方の種類
アウトを取れるのが原則として三振とピッチャーフライとゴロということで、『キャップ投げ』の極意は投球にあります。
『キャップ投げ』で使われる球種を確認していきましょう!
投げ方の種類は7種類!
『キャップ投げ』で使われるのは主に上記動画で紹介されている7つの球種です。